事業計画の策定が要件定義には必須
食品工場建設を具体的に検討する場合、建設業者は起案~竣工引き渡しまでの一連のプロジェクトスケジュールを立案します。
要件定義、計画・設計フェーズから調達・工事計画を経て、工事を行う建築フェーズ、そして竣工、稼働という流れが一般的です。
コンサルティングを担うのは主に赤枠のエリアとなります。要件定義から基本計画の取りまとめが重要なためです。
コンサルティング領域の要件定義では、お客様の意思や目的を明文化・具現化していきます。
目的や希望が明確でないケースはもちろんですが、要望だけを詰め込んだり、スポット的な改修の付けたしなどはプロジェクトがまとまらない原因となります。
ただまとめるだけではなく、長年積み重ねてきた実績から10年20年先を見据えた提案をさせて頂きます。
事業計画や中長期経営計画に則って優先順位付けをしていくのですが、そもそもの事業計画が定まっていないと着地点が見つからなくなるので、なによりも事業計画の策定が優先されます。
また、基本計画に移ってからの要件の追加変更は、予算の増加、検討期間の不足、稼働時期の遅れなどトラブルやバックギアの要因となります。
食品工場建設スケジュール
SCHEDULE
食品工場建設におけるお悩み
CONCERNS
食品工場建設≒事業計画策定
PLAN
事業計画策定の際に明確にすること
process 1
新工場建設の目的の確定
process 2
生産能力の確定(原料、製品物量把握)
process 3
目標予算の確定(土地、生産機械、建築)
process 4
改善テーマの抽出(安全安心・生産性)
process 5
生産工程、衛生基準の確定
基本計画前の要件整理で明確にすること
process 1
新工場建設の目的の確定
process 2
生産能力の確定(原料、製品物量把握)
process 3
目標予算の確定(土地、生産機械、建築)
process 4
改善テーマの抽出(安全安心・生産性)
process 5
生産工程、衛生基準の確定
基本計画書成果品イメージ
配合分析・使用分析
生産機器分析
ブロックフロー
新工場マテリアルバランスフロー
エンジニアリングレイアウト
機器リスト
ユーティリティ表
ブロックプランゾーニング
建築との取り合い指示書
マスタープラン
マスタースケジュール
食品工場コンサルディングの考え方
WAY OF THINKING
要件定義から建築までプロセスを切り分けて進める
弊社は、要件定義から建築まで一気通貫でのサービスを提供できますが、コンサルティング領域として要件定義だけ、基本計画だけといった切り分けも可能です。
コンペを実施する必要のある会社様の場合は、まず要件定義とコンペの与件整理を行うといった対応も可能です。
基本計画だけを依頼する、つまりは事業計画に基づいた工場を計画するための条件を先に整理していくという発想です。
事業計画に基づいて要件が整理されていれば、要は会社として、その工場として目指す方針が決まっていれば後の計画はどの建設会社がパートナーになったとしてもスムーズにプロジェクトを進めることができます。
事業計画策定の為の建築費用やスケジュールの算出もお手伝いします。
これまで食品工場建設に携わって、多くのあるある事例を経験し、建設業の知見や対処事例をもとに、基本計画をブラッシュアップしていくことが、食品企業様のプロジェクト成功の近道です。
実際に事業計画に基づいて計画した事例
プロジェクトの窓口を一本化
SINGLE POINT
様々なシステムやマテハンメーカとの連携もご相談ください
ここまでで、食品工場建設基本計画の前に実施したい要件整理の重要性を解説しました。
自社は大丈夫かな?相談してみたいと思った企業様は是非お気軽にご相談ください。
食品工場建設専門のFACTASが事業計画に沿った最適なプラン作成をサポートします。